スチームパンクの世界で空中を制覇するストラテジー – 「Airships: Conquer the Skies」

かなり簡素なメイン画面

目次

ゲームの概要

「Airships: Conquer the Skies」はスチームパンクの世界でモジュールを組み合わせて最強の飛行艇、もしくは戦車を作るゲームです。モジュールは技術レベルごとに段階分けされており、世界が自動生成されるコンクエストモードではそれらを研究開発しながら、各国の飛行艇と戦うことになります。

日本語翻訳もそこまで不自然な訳はなく、こういうお手軽なゲームにしてはチュートリアルもしっかりと作られているのでサクサク楽しめると思います。

詳しくはHPサイトへ(http://www.zarkonnen.com/airships
もしくは以下のSteamのストアページからご確認ください。

設計

このゲームのキモといって間違いないものが「設計」です。デザイン重視でもいいし、実用性重視でも構いません。一流の技術者になった気分で飛行艇や戦車を作るのは結構ワクワクしますね。

残念ながらこのゲームは細かい指示を出すわけではないので、機体自体の性能や数の暴力という戦略的な要素のほうが重要になります。なので自慢の機体が思ったよりも欠陥…なんてこと珍しくありません。そこら辺の試行錯誤がまた楽しいですね。

必要なモジュール

装飾などを加えるとモジュールはかなりの数があります。その中でも設計上必要なモジュールはいくつかあり、飛行艇であれば「船を浮遊させるもの」、「浮遊に必要な燃料」、「船を動かす人員」、「サプライハッチ」となります。しかし気嚢であれば燃料はいらないため、飛行艇を作るための最低装備で作るとこんな船になります。

シンプル is ベスト

ただ戦闘要素が何もないため、戦闘に入ると無条件で負けます。戦えたとしてもすぐ落とされるんですけどね…。

現在の船の情報は常に表示されるのでこれらに注意して設計すれば動く船は作れますし、設計画面右上で船に足りないものやモジュール同士が繋がってないことを教えてくれます。

折角ですのでひとつひとつ説明していきましょう。

  • 建造コスト
    文字通り建造するためにかかる費用。コンクエスト、ミッションでは資金という概念がありそれでやりくりしなければならないため、量で勝負するか質で勝負するかとなります。
  • メンテナンス
    コンクエストでの維持コストとなります。一つ一つは大した値段ではありませんが、所持している船舶が多いほど税収が減ります。
  • 上昇限度
    その船が上昇できる限度の高さです。高いことに越したことはありません。
  • 速度
    その船舶が出せる速度です。あまり重要ではないのではと思います。研究レベルが高くなれば強力な武装が出てくるのでそれを避けるのに使えるんでしょうか。三段櫂船のような突撃を目的とする船は重要です。
  • クルー
    現在乗っているクルーの数です。推奨人数よりも少なくできますが、武装などの配置につくクルーが減るので、コストを減らす目的でなければあまり意味がないではないでしょうか?
  • 推奨クルー
    推奨されるクルーの数です。それぞれのモジュールには必要なクルーの数が決まっており、より効率的に動かすため必要なので必ず揃えましょう。
  • 石炭
    気球式以外のランドシップ、サスペンディウム炉を使用する飛行艇等にしようします。大型と小型の貯蔵庫がありますが、小型の方は意外と早くなくなるので大型を使用するのが好ましいです。
  • 弾薬
    これがなくなるとすべての武装が攻撃するのを中止します。こちらも大型、小型の貯蔵庫がありますが小型ではかなりきついです。コストを最低限に抑えるために使えますがそこまでする必要があるのか謎です。質より量の上、速攻撤退みたいな小技を使うのならいいかもしれませんね。

  • クルーの飲水ではなく、火災が起こったときに消化するための水です。火災が起こった際に水がないと起こった瞬間がその船の最後になります。うっかりつけ忘れないようにしましょう。
  • 修理
    それぞれのモジュールには耐久値があるので削れたときに修理を行ってくれます。つけておくと安心ですが絶対必用かと言われたら微妙なところ。
  • 補給
    この母数に足りるだけのサプライハッチを用意する必要があります。
  • それぞれに命令する
    高速司令のオプションがないとき以外、船は命令を出したらクールタイムがあります。ブリッジとコクピットでそれぞれクールタイムが違うので船の運用法によって変えてみてください。

ミッション

ミッションでは自分で戦場の設定を組み、好みのシチュエーション下で戦闘を行ったり、AI同士が戦う様を見ることができます。モンスターなどのコンクエストでは使用できない特殊なものも使えるのであの手この手の遊び方ができます。

しかし日本語をうつことができない上、英語入力にしても入らないので情報を書き込む際にはUSキーボード等にする必要があるので注意してください。ちなみに日本語がうてないのは設計したすべてのことで設計した船にも日本名をつけることができません。コピペもできないので、日本名を使用したいなら最初から用意された日本名をリロードして使う必要があります。なんとかしてくれないですかね…。

征服(コンクエスト)

自動生成される世界で、自国を率いて世界の統一を図るゲームモードです。大きく言いましたが内政要素はほぼなく。研究、設計、建造、侵略、防衛、領地からまかなえる資金でこれらをやりくりするといったモードです。

簡単なシステムの割には難しく、AIの好戦度が高いためのんびりお金をためていると攻め込まれたりするだけでなく大帝国ができあがっていたりと気が抜けない面もあります。また研究の速度によってどれを取るかをちゃんと考えておかないといつの間にやらでてきた高性能な兵器に圧殺されるでしょう。何度かプレイしていくうちにコツが掴めてくると思うのでチャレンジが板ですね。

個人的感想

いい船を作ることはもちろん、かっこいい船を作るのがすごく難しいのがこのゲームです。コンクエストで出てくる敵はどれも格好良く見とれてしまうのですが、自分が作ろうとしたらなんとも言えない形状になりがちです。

コンクエストは毎回自動生成される世界がすごくワクワクできるのですが、内政要素が乏しいのがやはり残念でしょうがありません。その代りテンポが早いのでサクサクっとできるのは良い点だと思います。

値段も1500円程度なのでsteamを見てピンときたなら買いだと思います。興味がある人はセールの時にでも買ってみてください。

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この記事を書いた人

ぼんやりしています。

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